Data
配列・変数などのデータを取り扱うアクション一覧です。
CreateListは、リストを作成するアクションです。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
items* | 配列 | 作成するリスト | ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"] |
複数のアウトプットをリストに追加したい場合は、パラメーター右のメニューから「アウトプットからリストを作成する」を選択すると、簡単にリストを作成することもできます。

リストビルダーを開く
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
List | 配列 | 作成したリスト | ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"] |
+create_list_1:
action>: CreateList
items: ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"]
# => ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"]
CreateObjectは、オブジェクトを作成するアクションです。keysパラメータを設定すると、各キーの型を指定することができます。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
object* | オブジェクト | 作成するオブジェクト | { id: 123, name: 'taro', mail: '[email protected]' } |
keys | 配列 | 各キーの型を指定する場合は、配列で記載 | [["id","integer"],["name","string"]] |
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
JSON | JSON形式 | 作成したオブジェクト | { id: 123, name: 'taro', mail: '[email protected]' } |
+create_object_1:
action>: CreateObject
object:
id: 123
name: taro
mail: '[email protected]'
keys: [["id","integer"],["name","string"]]
# => {
# "id": 123,
# "name": "taro",
# "mail": "[email protected]"
#}
GetItemFromListは、リストから要素の場所を指定して値を取得するアクションです。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
list* | 配列 | 対象のリスト | ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"] |
index* | 数値 | 取り出したい要素のインデックス(0から始まる) | 1 |
アクションのアウトプットを list に指定し、ピッカーで index を選択する場合、入力するアクションが実行済みである必要があります。
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
Anything | 返却された値による | 取り出した要素 | "太宰治" |
+get_item_from_list_1:
action>: GetItemFromList
list: ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"]
index: 1
# => "太宰治"
GetValueWithKeyは、オブジェクトからキーを指定して値を取得するアクションです。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
object* | オブジェクト | 対象のオブジェクト | {"author":"夏目漱石","title":"我輩は猫である"} |
key* | 文字列 | キー | author |
アクションのアウトプットを object に指定し、ピッカーで key を選択する場合、入力するアクションが実行済みである必要があります。
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
Anything | 返却された値による | キーの値 | "夏目漱石" |
+get_value_with_key_1:
action>: GetValueWithKey
object:
author: '夏目漱石'
title: '我輩は猫である'
key: author
# => "夏目漱石"
JoinListは、リストの要素を文字列として結合するアクションです。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
list* | 配列 | 結合するリスト | ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"] |
separator* | 文字列 | 結合区切り文字 | "," |
多次元配列(配列内の配列)の場合は、入れ子になってる配列をフラットにしてから結合します。
+join_list_1:
action>: JoinList
list: [["夏目漱石","太宰治"],["三島由紀夫","川端康成"]]
separator: '/'
# => "夏目漱石/太宰治/三島由紀夫/川端康成"
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
Text | 文字列 | 作成されたテキスト | "夏目漱石,太宰治,三島由紀夫,川端康成" |
+join_list_1:
action>: JoinList
list: ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"]
separator: ','
# => "夏目漱石,太宰治,三島由紀夫,川端康成"
SearchItemFromListは、リスト内を文字列で検索するアクションです。この検索にはワイルドカードが利用できます。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
list* | 配列 | 対象のリスト | ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"] |
query* | 文字列 | 検索クエリ | 太宰* |
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
List | 配列 | 検索にマッチしたもののリスト | ["太宰治"] |
+search_item_from_list_1:
action>: SearchItemFromList
list: ["夏目漱石","太宰治","三島由紀夫","川端康成"]
query: '太宰*'
# => ["太宰治"]
StoreValueは、変数に値を保存するアクションです。変数は、 ${...} により呼び出しが可能になります。また、同じ変数名に値を保存することで変数の値を更新することができます。nullの値が定義された場合、空の文字列として登録されます。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
key* | 文字列 | 変数名 | time |
value | 格納する値による | 保存する値 | ${moment().zone("Asia/Tokyo").format("YYYY年MM月DD日")} |
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
Anything | 返却された値による | keyとvalueがオブジェクト型で返却される | {"time":"2019年3月12日"} |
ScrapePageアクションで取得した情報をStoreValueアクションで変数に保存する。
+store_value_1:
action>: StoreValue
key: titles
value: +scrape_page_1
# => {
# "titles": [
# "決定版猫と一緒に生き残る防災BOOK",
# "牝の猫と女のネコ",
# "通い猫アルフィーの奇跡",
# "猫をよろこばせる本",
# "猫の困った行動解決ハンドブック"
# ]
#}
+text_1:
action>: Text
text: ${titles[0]} # 変数を呼び出す際は、${変数名}の形式で記載
# => "決定版猫と一緒に生き残る防災BOOK"
GetState は、ロボットの動作中の状態を取得することができるアクションです。 取得できる状態の種類は、限られています。また、取得されるのは、直前に残っているステートです。新たにステートを変更するアクションがあった場合は、上書きされます。
名前 | 型 | 概要 |
---|---|---|
downloads_count | 整数値 | ブラウザアクションのクリックでダウンロードされたファイルの総数 |
redirect_paths | オブジェクト | クリックやGoToで画面遷移した際に、リダイレクトされたり、途中に表示されたりしたURLの情報 |
dialog | オブジェクト | 直前に表示されたアラート表示の対応状況を記録しています。 |
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
key* | 文字列 | キー | redirect_paths |
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
Anything | 返却された値による | オブジェクト型で返却される |
例えば、ページ遷移時に、通常の遷移(クリックやJavaScriptでの遷移)の場合は、200ステータス、サーバー側でリダイレクトされた時は、302など、次のように返却されます。
+get_state_1:
action>: GetState
key: redirect_paths
# これは例えばこのように表示されます
# [
# {
# "status": 200, # ページ自体の遷移
# "url": "https://javascript.redirect.path.example.com/1"
# },
# {
# "status": 302, # サーバー側でリダイレクトされた時
# "url": "https://redirected.path.example.com/1"
# },
# {
# "status": 200,
# "url": "https://javascript.redirect.path.example.com/2"
# }
# ]
+get_state_2:
action>: GetState
key: dialog.message
# これは例えばこのように表示されます
# "使えない文字列が入力されました。"
アクション内で、JavaScriptを実行することができます。StoreValueで保存された変数は、同名の変数名でコード内で使用できます。コードはSandbox環境で実行され、利用できるコードは、JavaScriptにBuilt-inされたオブジェクトのみになります。30秒後にTimeoutします。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
code* | 文字列 | 実行したいJavaScriptのコード | ※code例参照 |
ScrapePageアクションで情報を取得し、StoreValueアクションで変数booksに格納した後、RunScriptアクションでbooksの値を整える。
var element = books;
var newBook = [];
for ( let book of element ) {
newBook.push(book.split("\n"));
}
return newBook;
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
Anything | 返却された値による | RunScriptの結果 | ※使用例のアウトプット参照 |
+run_script_1:
action>: RunScript
code: 'var element = books; var newBook = []; for ( let book of element ) { newBook.push(book.split("\n")); } return newBook;'
# => [
# [
# "決定版猫と一緒に生き残る防災BOOK",
# "猫びより編集部",
# "http://books.google.co.jp/books?id=a5JSvwEACAAJ&dq=%E7%8C%AB&hl=&source=gbs_api",
# ""
# ],
# [
# "牝の猫と女のネコ",
# "岩井志麻子",
# "https://play.google.com/store/books/details?id=VFgVDgAAQBAJ&source=gbs_api",
v ""
# ],
# [
# "通い猫アルフィーの奇跡",
# "レイチェル・ウェルズ 中西和美",
# "https://play.google.com/store/books/details?id=WhkVDQAAQBAJ&source=gbs_api",
# ""
# ],
# [
# "猫をよろこばせる本",
# "沼田朗",
# "https://play.google.com/store/books/details?id=kcgMBvj8pzgC&source=gbs_api",
# ""
# ],
# [
# "猫の困った行動解決ハンドブック",
# "高崎一哉",
# "http://books.google.co.jp/books?id=Szcc61SiSHYC&dq=%E7%8C%AB&hl=&source=gbs_api",
# ""
# ]
#]
Compareは、二つの値を比較して真理値を返すアクションです。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
subject* | 指定する値による | この値を主語にして比較 | 10 |
compare_with* | 指定する値による | 主語をこの値と比較 | 100 |
method* | セレクト | 比較方法を指定 | "より小さい"("LESS_THAN") |
not* | 真理値 | 反対の結果を返したい場合、trueに設定 | false |
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
Boolean | 真理値 | 結果が正であれば true | true |
+compare_1:
action>: Compare
subject: 10
compare_with: 100
method: LESS_THAN
not: false
# => true
ConvertTableは、テーブルデータ(二次元配列)を変換して返すアクションです。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
header* | 真理値 | 変換元のテーブルデータにヘッダーが存在する場合は true | true |
table* | 配列 | 変換元のテーブルデータ | [['name', 'age'],['bob', 10], ['john', 30]] |
transform* | 配列 | 処理方式を指定 | [{type: 'filter', column: 'age', operator: '>=', operand: 20, include_blank: true}] |
アクションのアウトプットを table に指定し、ピッカ ーで transform を選択する場合、入力するアクションが実行済みである必要があります。
type は、filter, column, sortColumn から選択します。
● フィルタ指定の場合のトランスフォームオブジェクトの説明
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
type | 文字列 | テーブルデータに対するフィルタリング処理を行う。 | "filter" |
column | 指定する値による | headerが存在する場合はヘッダー名、存在しない場合は列番号 | "age" |
operator | 文字列 | 比較演算子。利用できるものは "==", "!=", "<", "<=", ">", ">=", "", "!" のみ。 | ">=" |
operand | 指定する値による | 比較対象の値 | 20 |
include_blank | 真偽値 | 指定のcolumnが空だった場合の行の扱い方。trueの場合は空のcolumnを含む行を残し、falseの場合は省く。 | true |
比較演算子 | 概要 | 例 |
---|---|---|
== | operandと一致する | "bob" == "bob" |
!= | operandと一致しない | "bob" != "john" |
< | operandに指定した数値より小さい | 20 < 30 |
<= | operandに指定した数値以下 | 20 <= 30 |
> | operandに指定した数値より大きい | 40 > 30 |
>= | operandに指定した数値以上 | 40 >= 30 |
~ | operandに指定した文字を含む | "Hello World" ~ "Hello" |
!~ | operandに指定した文字を含まない | "Hello World" !~ "Japan" |
● カラム指定の場合のトランスフォームオブジェクトの説明
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
type | 文字列 | テーブルデータに対するヘッダー行の追加、ヘッダー名の変更、列の抽出を行う | "column" |
columns | オブジェクト | keyは処理対象となるヘッダー名もしくは列番号。valueは新しいヘッダー名。ヘッダーが存在しない場合はヘッダー行が追加される。 | {name: '名前',age: '年齢'} |
● ソートカラム指定の場合のトランスフォームオブジェクトの説明
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
type | 文字列 | テーブルデータの列の移動を行う。 | "sortColumn" |
map | オブジェクト | 列の移動前後の位置を列番号でマッピングしたオブジェクト。{元の列番号:移動後の列番号}の形式 | {"0":1,"1":0,"2":2,"3":3} |
タイプ | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
List | 配列 | 変換後のテーブルデータ | [['name', 'age'], ['john', 30]] |
age 列の値が20以上の行を出力する。
+convert_table_1:
action>: ConvertTable
header: true
table: [['name', 'age'],['bob', 10], ['john', 30]]
transform: [
{
type: 'filter',
column: 'age',
operator: '>=',
operand: 20,
include_blank: true,
}
]
# => [['name', 'age'], ['john', 30]]
ヘッダーを['name', 'age'] から ['名前', '年齢']へ変更する。
+convert_table_1:
action>: ConvertTable
header: true
table: [['name', 'age'], ['bob', 10], ['john', 30]]
transform: [
{
type: 'column',
columns: {
name: '名前',
age: '年齢'
}
}
]
# => [['名前', '年齢'],['bob', 10],['john', 30]]
['名前', '年齢']というヘッダー行をテーブルデータに追加する。
+convert_table_1:
action>: ConvertTable
header: false
table: [['bob', 10], ['john', 30]]
transform: [
{
type: 'column',
columns: {
0: '名前',
1: '年齢'
}
}
]
# => [['名前', '年齢'],['bob', 10],['john', 30]]
name 列のみ抽出する。
+convert_table_1:
action>: ConvertTable
header: true
table: [['name', 'age'],['bob', 10],['john', 30]]
transform: [
{
type: 'column',
columns: {
name: 'name'
}
}
]
# => [['name'],['bob'],['john']]
['name', 'age'] の列を移動し ['age', 'name'] にする。
+convert_table_1:
action>: ConvertTable
header: true
table: [['name', 'age'], ['bob', 10], ['john', 30]]
transform: [
{
type: "sortColumn",
map: {
"0": 1,
"1": 0
}
}
]
# => [['age', 'name'],[10, 'bob'],[30, 'john']]
ConvertJSONToArray は、JSON をテーブルデータ(二次元配列)に変換して返すアクションです。
*は、必須パラメーター
名前 | 型 | 概要 | 例 |
---|---|---|---|
json* | JSON または JSON 配列 | 変換元の JSON | ※使用例のサンプル JSON 参照 |
header* | 配列 | 出力する配列のヘッダーに指定したい json のキーを、配列で入力 | ※使用例の yaml 参照 |
unwind | 配列 | 行に分割したい配列のキーをパス指定し、配列で入力 | ※使用例の yaml 参照 |
stringify | 配列 | 文字列化したい配列のキーをパス指定し、配列で入力 | ※使用例の yaml 参照 |
アクションのアウトプットを json に指定し、ピッカーで header を選択する場合、入力するアクションが実行済みである必要があります。 またピッカーで配列が value の key を header に選択すると、カラム名の横にメニューボタンが現れ、メニューから配列の処理方法を選択できます。

ヘッダーピッカーを開く
タイプ | 型 |
---|